【書評/読書感想】いい緊張は能力を2倍にする 

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緊張というのは、「味方」です

今日紹介する本は
「いい緊張は能力を2倍にする」

目次

ジャンル

自己啓発 になります。

本書は精神科医や作家として活躍する筆者が、精神医学や脳科学、心理学の研究結果や自身の経験を通じて、「緊張を克服し、味方につけるため」の自己啓発本になります。

著者

引用:日本経営合理化協会 講師案内 樺沢紫苑(https://www.jmca.jp/prod/teacher/11090)

樺沢 紫苑(かばさわ しおん)

経歴/職業

精神科医/作家

1965年 札幌生まれ
札幌医科大学医学部卒。
SNSやYoutubeなどのインターネット媒体を駆使し、累計40万人以上に、精神医学や心理学、脳科学の知識、情報をわかりやすく発信している。月20冊以上の読書を大学生の頃から30年以上継続している読書家。

あらすじ

「緊張しやすい」は、克服可能 「本書:はじめに」より

本書の特徴

一般的な「緊張本」「あがり症」の本は様々な対処療法だけで終わってしまいがちですが、本書は「なぜ緊張が起こるのか」という「緊張の正体」「緊張の原因」について、医者である筆者が科学的に解説し、緊張の「根本的な解決法」を伝えてくれる一冊となっています。

ぜひ読んでほしい人

  • 重要な場面で緊張しすぎてしまう人
  • 人と話すのが苦手、人前で話すのが苦手な人
  • 普段、読書をしない人
  • 自己啓発本を読んだことがない人
  • 精神医学、脳科学、心理学に興味がある人

本書は対処療法ではなくて、「なぜ緊張が起こるのか?」から始まり、普段の生活という面から解決方法を示してくれる1冊なので、緊張しやすい人はすぐに実践できると思います。筆者はプレゼンや発表を良く行っていたり、精神科医として、様々な患者さんと対話している経験から、人や人前で話すときのコツについても書いてあります

本書を読むと、緊張しやすいということが、その場面だけではなく、普段の生活から影響を受けていることが分かると思います。実践しやすい内容が満載なので、読んで試してみることが、自己啓発を読んだことない人には、自己啓発って面白いなと感じることができると思います。

また、「精神医学、脳科学、心理学」の応用例が平易な言葉で書かれているので、入門書として最適だと思います。

感想

私はもともとかなり緊張しがちな性格で、緊張するとトイレにしょっちゅう行きます(笑)。ある人生の転機があって、考えが変わって、最近色々な人と話したり、人前に立つ場数が増えるようになりましたが、それでも緊張します。

普段、スピーチを堂々する人たち、大事な試合で最高のパフォーマンスを発揮する人たちは凄いなと思い、いつか緊張しないようになりたいと思っていましたが、本書で『世の中のほとんどが緊張しやすい』というアンケート結果を引用していて驚きました。

そして、ほどよい緊張がむしろ最高のパフォーマンス引き出すことについて書かれていました。

この本を読んでみて、緊張というのはどういうものか知り、しっかり対策さえすれば、むしろ味方にできることを知りました。かなり分かりやすく整理して書いてあるので、目次や見出しをサッと見るだけでも、内容が分かりやすいですね。

実際、読後に緊張する場面がありましたが、緊張がどういうものだと知っているだけでも、緊張との向き合い方が変わり、普段より緊張しなくなりました。

まだ実践できていることは少ないですが、読んで1つでも取り組んでみるだけでも、『緊張』が変わる1冊だと思います。

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挑戦大好き、自分磨き大好きの初心者ブロガー
ストーリー形式のブログに挑戦中!
実話ベースがモットー
こう見えて、クリスチャン

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